日本SOD研究会 | 活性酸素による様々な弊害や疾病と活性酸素を抑制する丹羽SOD様作用食品について

丹羽SOD様食品はシミ、ソバカス、シワ肌荒れの元凶である活性酸素を除去し、身体の内外両面から、健康なお肌作りをサポートします。

「肌荒れ」の原因1:外気の乾燥による「肌荒れ」

勝岡憲生・北里大学医学部教授著「冬の肌あれ(日本放送協会)」から引用

※編者注:肌の乾燥が「肌あれ」を引き起こすことは良く知られています。肌の乾燥には、「外気の乾燥による場合」と「皮膚組織の変性による場合」があります。この項では、「外気の乾燥による肌あれ」のメカニズムの概略を掲載します。

活性酸素の恐怖にさらされる「お肌」
皮膚の構造
皮膚の水分や皮脂の減少で、「肌あれ」が起きる
「肌あれ」とは、皮膚の最も表面にある角層(皮膚の最外層にある-図参照)の水分が、少なくなって、皮膚がひび割れた状態のことをいいます。特に冬期などでは、空気が乾燥するめ、皮膚の水分や脂(皮脂)が減少して、肌あれやかゆみが起こりやすくなります。
皮膚には、バリア機能と水分保湿機能がある
皮膚は外界と直接接しています。皮膚は多くの層(最外層から順に、角層、真皮、皮下組織-図参照)で構成されていますが、「表皮」とその下の「真皮」の2層が主に、外界から体の内部を保護する働きをしています。
表皮の一番外側の、外界と直接接している部分は角層と呼ばれます。角層は、厚さが0.02mm程度の薄い組織です。角層には外からの刺激を防ぐ障壁の働きをする「バリア機能」と、皮膚の水分を保つ「保湿機能」とがあります。
  • 角層のバリア機能:角層の表面は、主に皮脂腺から分泌される皮脂でできた「皮脂膜」で覆われています。皮脂膜は、水分が皮膚から蒸発するのを防ぐとともに、体外から有害物質が侵入するのを防ぎます。
  • 角層の水分保湿機能:角層は、「角質細胞」が何層にも積み重なって構成されており、角質細胞の間は、「角質細胞間脂質」で満たされています。この角質細胞間脂質の代表的な成分である「セラミド」には、皮膚の水分を保つ働きがあります
このように、皮膚は角層のバリア機能と水分保湿機能に守られていますが、空気が乾燥すると、皮脂の分泌が減り、皮脂膜のバリア機能が低下します。また、汗にも肌をしっとりさせる働きがありますが、寒くなると汗をかくことも少なくなります。そのため、肌荒れが起こりやすいのです。

「肌荒れ」の原因2:皮膚組織の変性による「肌荒れ」

丹羽靱負(耕三)・土佐清水病院長:月刊安心(96-01)から引用…本文はインタビュー形式で構成

紫外線

※編者注:本項では「皮膚組織の変性による肌あれ」について掲載します。要約すれば、大気汚染や紫外線の増加、食生活の変化などで、増加した活性酸素が、体内の脂質と結びつき、過酸化脂質を作り出す。この結果、肌が乾燥する、というものです。丹羽靱負(耕三)博士は、アトピー性皮膚炎を例にして、肌の乾燥について述べられています。以下、「重症アトピーが治る注目のSOD療法」から、肌の乾燥についての記事を引用しました。

活性酸素は脂質と結びつき過酸化脂質という有害物質を作る
私は、アトピーの主因は『活性酸素』にあると、長年主張してきました。活性酸素は体内にあるコレステロール、中性脂肪などの脂質(正確にいうと不飽和脂肪酸)と結びついて、これを酸化させ、過酸化脂質という有害な物質を作り出します。
過酸化脂質は血管、臓器、皮膚組織に付着して生体に障害を与えます。悪いことに、細胞内部に浸透する性質があり、体内にとどまる時間も長いのです。したがって、実際に害を及ぼすのは、活性酸素ではなく、過酸化脂質だと考えられます。
過酸化脂質が皮膚を異常に乾燥させる!
欧米化食で不飽和脂肪酸の摂取量がふえ、体内の活性酸素が結びつき、大量の過酸化脂質が作られます。それがアトビー性皮膚炎をはじめ、多くの病気を引き起こし、症状の悪化に拍車をかけるます。
アトビー性皮膚炎の場合、体内に生じた過酸化脂質が、皮膚の最上層である角質層にまで浸透して水分保湿機能を奪い、皮膚を異常に乾燥させているのです。その結果、皮膚は弱くなり、長じれば炎症を起こします。
多くの環境汚染がアトピー増加の主役だ
活性酸素が、体内で過剰に発生する主な原因のひとつは、フロンガスの使用により大気中のオゾン層が破壊され、紫外線が増加したことにあります。紫外線をを過度に浴びることは、体内での活性酸素の発生につながります。農薬、食品添加物、工場の排煙や自動車の排気ガスから生まれる窒素化合物に至るまでの化学物質も、体内で活性酸素を発生させる原因となります。
つまり、現代社会が生み出した環境汚染こそが、重症化、難治化の一途をたどるアトビー性皮膚炎の大きな原因なのです。

このページのトップへ