日本SOD研究会 | 活性酸素による様々な弊害や疾病と活性酸素を抑制する丹羽SOD様作用食品について

丹羽療法に使用される、天然素材チャーガ、タベブイア。アベラネダエ、アガリクス茸。

副作用をなくすためにSOD様食品を活用

土佐清水病院(高知県土佐清水市)院長の丹羽靭負(耕三)氏は、大豆、ハトムギ、ゴマなどを焙煎・発酵・油剤化した健康食品(『丹羽SOD様食品』)を開発し、それを治療の中心にすえた“丹羽療法”を考案、自身の病院で実践するとともに、現在200以上の医院・クリニック等で導入されている。代替医療を取り入れたその目的、そして治療方法・方針について聞いた。

SOD様食品を治療に取り入れるようになったきっかけは?
高血圧や高脂血症、糖尿病など、病気の90%は完治が難しく、対症療法に頼るのが現状である。例えば、リウマチであれば痛み止めを打ち続けなければならない。そのため、一度病気になると西洋医学では継続的に薬に頼ることになる。その一方で、西洋医学では、「ひとつの臓器だけを選択的に叩くことができない」ため、正常な細胞までも壊してしまい、副作用がどうしても生じる。
例えば、中性脂肪を下げる薬の場合、肝機能が低下することが厚労省の副作用情報などで確認されている。そこで、さまざまな病気と関係が深い活性酸素に着目し、それを除去するSODを増強させる目的で、SOD様食品を開発した。
SOD様食品とは?
ビタミンC・E・B、カロテンなど抗酸化物質が豊富な胚芽、大豆、米ぬか、ハトムギなど天然の素材を、吸収率を高めるために、遠赤焙煎、酵素分解、界面活性したものだ。
どんなケースで利用しているのか?
主には、がん、膠原病、アトピー性皮膚炎など。 ただし、がんではQOL向上のために使用している。
子供の急性リンパ性白血病や精嚢がん、悪性リンパ腫などは、化学療法の効果が高く、患者がいくら苦しもうと、治るのだから敢然と使う。また、膠原病やアトピー性皮膚炎など確固たる治療法がなく、対症療法に頼る場合は利用している。ただ、SOD様食品のみではなく、5 %ほどは化学薬品を治療に取り入れている。そうすることで、副作用もなく、両者の良さが発揮される。
SOD様食品を利用する上で大切なことは?
化学薬品等に頼る西洋医療、その逆に化学療法を一切受け付けない自然回帰的な治療と両極端にならないことだと考えている。それぞれの良さを理解し、長所を生かすことが大切だ。
代替医療には、鍼灸やリンパ球療法、気孔、漢方などさまざまなものがあるが、それぞれの医師、専門家がもっと協力し合い、治療にあたれるような体制ができていくことが望まれる。

健康産業新聞[SOD様作用食品特集記事]トップヘ


*丹羽靭負(耕三)氏の病院等に関する問い合わせは日本SOD研究会(03-5787-3498)まで。

このページのトップへ