マグニー美容法
国宝石マグニー(Mag-ny)のメカニズムと効能・丹羽免疫研究所 所長 丹羽耕三
由来
元来、太陽光線(エネルギー)を吸収した地球上の岩石類〈樹木も含め〉は、当然吸収したものを再放射する力を持っています。この太陽光線(エネルギー)の中には、動・植物の成長に必要な4~14μmの育光線を始めとする色々な長さの波長をもった有益な光線即ち電磁波・エネルギーが含まれています。
地球は太古の時代溶岩でドロドロだったその時代に太陽エネルギーを吸収して岩石になったもの、また、この太陽エネルギーを吸収した天体の岩石が地球上に降って来て地上に隕石として存在するものなどがあります。
以上のことから地球上の岩石類は大なり小なり、太陽エネルギーの中の、人体の成育に必要なエネルギーを再放射する力を持っているのです。最近流行りの色々健康に有益な石や砂、トルマリンやセラミックと云われるものが薬石として健康産業の人々を通して販売されていますが、これは皆誤りではありません。ただ、その石の放射するエネルギーが強いか弱いかの差によって優劣が決まるのです。
私は自然回帰の医療を標膀して20年になりますが、その丹羽療法の開発の歴史の最後に達し、得られた最高のものが、何十億年もの間、地球のマグマが噴出して出来た、この北陸・五頭山系の地底(鉱底)に眠る“国宝石・マグニー”です。
この国宝石・マグニーは、最近注目されて来た、“水の浄化”や “健康増進”に用いられている種々の薬石、岩石類(トルマリン石等を含む)やセラミック類より、比較にならないほど強力なパワーを有する、電磁波・育成光線(成長エネルギー)を放射するのです。
含有成分とその作用機序
- 含有成分
- 国宝石の構成鉱物調査では、含有量が70%の石英(α-SIO2)を主体に、曹長石(NaAISi3O8)や雲母の一種であるアナイト(KFe3SiAI)4O10(OH)2の他、微量のバラ珪灰石(β-CaSiO3)を含有されています。
また、化学組成では、マグネシウムやカルシウム、カリウムといった主要元素はもちろんのこと、必須微量元素の種類が極めて豊富であることがこの鉱石の大きな特徴となっているのです。ちなみに人体から見つかっている元素は50種類以上ありますが、その中で生体に役割を果していると考えられる必須微量元素の大半を含有していることは注目に値します。
一例をあげますと、糖尿病の改善に関連するバナジウム、活性酸素消去酵素であるSOD(スーパーオキシドディスムターゼ)の活性と密接な関係があるマンがん、銅、亜鉛、さらには生物の成長因子に関係するコバルト、生体内で極微量ながら他の元素と共存し生体維持に関わるといわれるチタン、免疫促進効果、抗炎症作用に関わるセレン等々、一般の岩石ではみられない微量金属元素やさらには地球の始原的組成とされる希土類元素を多種含有しているのが大きな特徴となっています。
これらは、火山性のマグマから放出された様々な微量元素がガス化し、1万年からの時をかけて母岩である砂岩の粒子空間に入り込みホルンフェルス化したためと考えられます。
次に、自然界の全ての物体は、動・植物の成長に必要な育成光線(4~14μmの遠赤外線)、即ち成長エネルギーというべき微弱な放射線(無害)を放出しています。
その中でも、このマグニー石は、この育成光線の放射が最も強力で、電子レンジや電熱器の放射のように、皮膚・人体の組織・細胞の表面のみに熱を与えて、表面のみを刺激・活性化させるのではなく、組織・細胞の中央、芯まで熱を到達させ、この成長エネルギーを付与し、細胞を活性化し、後述のようなマイナスイオン不足の酸化状態の改善、水の改善、水のクラスターの切断、皮膚の保湿機能の亢進、過酸化脂質の形成抑制、血流の増強、ダイオキシン・塩素化合物などを体内から解毒させ、後述のような皮膚疾患、内科疾患に幅広く著明な臨床効果をもたらしています。
- 40K
- 筑波大学理学部久保田講師の研究所での検定結果では、この国宝石・マグニーは、カリウム系の放射性同位元素である「40K」が、生体に良いとされる放射線ホルムシスレベルのエネルギーを放射しており、その値は、8.1x10Iq/grであり、この数値は、一般に知られている薬石と比較して非常に高いです。
- SiO2
- エネルギー鉱石の特徴の一つとされるSiO2(珪酸)含有量が70%と抜群に多いのです。さらに、この石は高遠赤外線放射体であり 4.0~24μm波長域の遠赤外線放射率は、平均で95%と極めて高い放射率を持っていて、一般に、体温36℃の人体の波長は9.4μmに相当しますが、国宝石は、人体の成長に必要な育成波長といわれる4~14μmの遠赤外線エネルギーを放出し、生体構成分子と共鳴・共振することにより、大きなエネルギーを発生させています。
- サトルエネルギー
- 国宝石からは、サトルエネルギー測定器により、今日世界的に注目を浴びつつある、中・遠赤外線と関連する“サトルエネルギー”が放出されています。地球上のあらゆる物質を最小の単位まで分解すると「振動」をもった光の粒子になります。この物質のもつ固有の「波動エネルギー」がサトルエネルギーで、動植物の老廃物を取り除き、免疫機能を高めてくれます。
- マイナスイオンと活性酸素障害
- GM方式およびゲルディエンコンデンサー方式の2方式で、国宝石のマイナスイオン発生能を実験した結果、(一般に、通常室内ではマイナスイオンより人体に有害なプラスイオンの方が多いのですが)静止状態で国宝石を室内に置いた場合、人体に健康的で有益なマイナスイオンの方が多くなります。この事は私が強調している現代の環境汚染の結果、有毒な活性酸素が増加し、がん・アトピーを始め多くの難病を発生させており、健康な人々もこの活性酸素で体内の組織、臓器が酸化され、マイナスイオン不足の所謂酸化状態の非健康状態に陥っていますが、これを国宝石のマイナスイオンが改善させ、中性に近づけ生体の正常なバランスを保たせているのです。
- 水のクラスターの切断とCa2+
- 丹羽免疫研究所の実験結果では、血管内の過酸化脂質を減少させることにより著しく血流を増強させ、また、次項で詳述しますが、水のクラスターを切断させることにより、飲料水では水の浄化をもたらし、また、クラスターの切断は水の容積を縮小し、比重を大きくし、人体の正常な細胞膜への水の付着を強力にし、野菜や肉・魚の食品の鮮度を維持させ、また、比重の大きくなった水は容易に細胞内に浸透して行き、その際、細胞外のCa2+を細胞内へ流入、増加させ、細胞内Ca2+の増加は一般の生体の細胞の活性化をもたらすことが証明されています。(炎症11:
135,1991;炎症12:63,1992;炎症16:425,1996;FRAGRANCE JOURNAL3:27,1999;Int J Biometeorol
37:133,1993)
- 皮膚細胞の保湿機能亢進
- 国宝石・マグニーが、重症のアトピー性皮膚炎や、難治性の尋常性乾癬に効果があるのは、両疾患は共に角化性の疾患で角層の保湿機能が低下した乾燥肌で、これが高じて病気となるわけです。国宝石は上述のように水のクラスターを小さくし、水の容積を小さくし、比重を上昇させるため細胞外に存在していた水が浸透圧の関係で(皮膚)の細胞内に浸透・流入して来ます。かくして、乾燥していた患者の皮膚角層の細胞の周囲がクラスターの小さい、比重の高いコンパクトな水で覆われ、低下していた皮膚(角質)の保湿が亢進し、両疾患が改善してくるわけなのです。
- 磁場の形成とNa,K,Mg,Zn
- マグニーは上述のように、人体の細胞に有益で、強力な電磁波を放射し磁場を形成するため、皮膚のNa,Kのバランスを保ち、その結果MgとZnの値が上昇し、アトピーや乾癬に効果があると考えられています。
- 血流促進増強作用
- 私は学会や論文で、強力な遠赤外線放射体は、不飽和脂肪酸の二重・三重結合を切断し、活性酸素が不飽和脂肪酸に反応して、過酸化脂質の形成を抑制することを証明報告しています。(炎症 11:135,1991;炎症 12:63,
1992; 炎症 16:425,1996; FRAGRANCE JOURNAL3:27,1999; Int J Biometeorol 37:133,1993)
この過酸化脂質の形成抑制は、血管内壁への過酸化脂質の付着を抑え、血流を著明に改善する事も報告しています。
- マグニー軟膏は重症アトピーや尋常性乾癬の特効薬
- マグニー石を超微粒子に粉砕してワセリンに混ぜて作った軟膏は、上述の理由でアトピー性皮膚炎や尋常性乾癬に素晴らしい治療効果を示し表(1)にも表示しましたように、市販のステロイドのチューブの軟膏を2分の1に薄めたものとほぼ同等の効果があり、且つ、ステロイドのチューブの軟膏そのものと、ステロイドの濃度を2分の1に薄めたものにこのマグニー石粉を30%混ぜたものが、ほぼ同等か薄めていない単独のステロイド軟膏より効果を示します。皮膚萎縮を始めとするステロイド軟膏の副作用が問題になっていますが、マグニー石粉軟膏は、前述の説明でお判りになりますように、皮膚細胞の新陳代謝を活発にし、皮膚萎縮やひどい皮疹のために跡に残った醜い色素沈着を改善・消失させますので、現在の重症アトピー性皮膚炎や乾癬の患者さんの救世主と言える軟膏の出現と言えます。将来、日本の否世界の医薬品の軟膏にするため某製薬会社と提携して、正式に医薬品認可をとる準備をすすめています。
- マグニー軟膏は色素沈着を除去してアトピー患者の肌をきれいに
- 前述の理由(メカニズム)で、マグニーの軟膏がアトピーや乾癬に何故効くかがお判りになったと思いますが、重症アトピー性皮膚炎や乾癬の皮疹が改善・消失させたあとに、御存知のように皮疹の跡に必ずと言ってよいほど、茶色~黒色の色素沈着を残します。この色はみっともなくて、特に女性は首や顔に出ると嫌がります。私のマグニー軟膏はステロイドの入っていないマグニー(ワセリンに
30%のマグニー石粉が含有されているだけの軟膏)だけで大抵の患者さんが1~2ヶ月で色素沈着が軽減、消失して非常に喜んで頂いています。
また、その上、ステロイドが全然含まれていないマグニーだけで、前述のように重症アトピー性皮膚炎、乾癬などの皮膚炎に対しても、市販のステロイド軟膏を2分の1に薄めたステロイド軟膏と同等の効果があり、その上、アトピーの皮疹や跡の色素沈着を消失・回復させるし、更に、ステロイドの最も大きい副作用である皮膚萎縮も改善するので非常に喜ばれています。
- マグニー石粉は、ステロイドの副作用を軽減させる
- ステロイドの軟膏の副作用はみなさまよく御存知のように、一番知られているものとして正常な皮膚の若返り細胞(線維芽細胞)を叩いてしまって、若い組織が新生せず、古い組織ばかりが残って、皮膚が老化、萎縮してきます。
実際具体的な症状としては皮膚が薄くなり毛細血管が透けて見えるようになったり、出血しやすくなり、正常な皮膚がポロポロになって来るのです。
このステロイド軟膏の皮膚への副作用をネズミで実験する実験系があります。
このネズミの実験系を使ってステロイド軟膏の副作用を確認し、そこへマグニーの石粉を入れますとステロイド軟膏の副作用である皮膚の萎縮が軽減したという実験がありますので御紹介いたします。
まず、ICRマウスといってステロイド軟膏を塗ると著明にその皮膚の萎縮が出現しやすいマウスがおります。
このマウスを購入して表(2)のようにステロイド軟膏の塗布を開始します。
表(2)の1段目には白色ワセリンだけしか塗っていない対象のマウスの皮膚の厚さを測って1段目の右端に記入します。即ち、白色ワセリンを1週間塗ってその時のネズミの皮膚の厚さを測ったものです。
次に、2段目に白色ワセリンにこのマグニーの石粉を30%入れて作った軟膏をネズミに塗りますと皮膚が83.9→97.4に厚くなっている事がわかります。これでマグニーにはステロイドと全く逆で正常の皮膚を厚くする作用がある事が知られます。
今度は3段目に、ステロイド軟膏(リンデロンVG軟膏)だけを塗りますと83.9→55.7と著しく皮膚が薄くなります。
そこへ今度は4段目から6段目までの欄ですが、リンデロンVG軟膏の中にマグニーの石粉を10%,20%,30%混ぜたものを作って、これをネズミに塗布しますと、55.7とステロイド軟膏(リンデロンVG軟膏)で薄くなっていた皮膚が、6段目のマグニーの石粉20%入れたリンデロンVG軟膏では、66.3と厚さが回復してきています。
この事はステロイド軟膏の中にこのマグニーの石粉20%~30%含有させておくと、ステロイド軟膏による皮膚の副作用がかなり防げるという事を示しています。前述のようにマグニーの石粉の入った軟膏はアトピー性皮膚炎に非常に効果を示すだけでなく、ステロイド軟膏の副作用も抑えることから、アトピー性皮膚炎が重症でどうしてもステロイド軟膏を使用しないといけない時に、このマグニーの石粉を、20%~30%入れてステロイド軟膏を塗ると、ステロイドの副作用が余り出現しないという事が証明されました。
そういう意味でアトピー性皮膚炎や尋常性乾癬の治療に必要不可欠という事が言えます。
- マグニー石・サンドバス入浴療法
- マグニー石を粉砕して直径2~3mmのセラミックボール(球形にした方が一定容積で表面積が最大になり、遠赤外線の放射面積が最大になる)を沢山作り、それに湯を入れて温め、その中に入浴すると皮膚も含め全身の細胞が活性化され血流もよくなります。現在、土佐清水病院でもマグニー石サンドバス入浴療法を始めています。
この石風呂は、一度でも入浴されるとわかりますが、湯につかって3分も経たぬうちに全身の血流がよくなり、全身の血管が“ダク・ダク”と脈を打ち始めるのを感じます。このサンドバス入浴後の感想として次のような事が使用した人々の経験から云われています。
- 浴槽が汚れずお湯の温度がさめにくい
- あがっても、もう一度体が温まってくる
- 翌日も湯上り感が残っている
- 弾ぱつ指(バネ指)の痛み、股関節の痛みなどが1回で治る
- 長年の転んだ時の深部の痛みがとれる
- お湯が汚れずいつまでもきれいで臭いがない