体が錆びれば素肌も錆びる!“健康な素肌づくり”
SOD様物質が体と肌の衰えをペースダウン(1)
- ビタミンA(β-カロチン)
- β-カロチンは体内で必要量だけビタミンAに変わり、残りは体内に蓄積され、活性酸素の害を防ぐ働きがあります。動物性食品のビタミンAは摂りすぎた場合に毒性をもつことがあります。
多く含む食品→濃い緑色野菜・緑黄色野菜・黄色の果物など
- ビタミンC(アスコルビン酸)
- 皮脂が変質してできた過酸化脂質(肌さび)や、タバコや排気ガスなどに含まれる、体に有害な物質を体外に排出するように働いてくれます。また、コラーゲンの生成を助け、皮膚の細胞を正常に保ち、メラニンの生成を抑えるなど、肌さびのダメージの回復につながります。
多く含む食品→柑橘類・緑黄色野菜・ブロッコリー・ピーマン・トマトなど
- ビタミンE(トコフェロール)
- 過酸化脂質(肌さび)がつくられるのを防いだり、できてしまった過酸化脂質を分解して、細胞間脂質や細胞膜を活性酸素から守ってくれます。また、毛細血管の血行を促進したり、性ホルモンの分泌に作用するため、肌の機能を健やかに保ちます。特に体内でビタミンCの酸化を防ぐので、一緒に摂ると抗酸化作用が高まります。
多く含む食品→小麦胚芽・大豆・ゴマ・ゴマ油・ほうれん草・葉野菜
SOD様物質が体と肌の衰えをペースダウン(2)
- ビタミンB2(リボフラビン)
- β-カロチン、ビタミンC、Eなどの抗酸化物質の働きを助けることで結果的に活性酸素を消去するのに役立ちます。特に過酸化脂質を片づける働きの手助けをします。そのため、肌や髪、爪などの健康を保ち、生き生きさせる作用があります。
多く含む食品→豆類・ミルク・酵母・レバー・魚・卵
- ビタミンB4(ピリドキシン)
- 老化を防ぐ核酸(RNA)の正常な合成を促進します。核酸は細胞内にあり、タンパク質の合成にかかわる重要な物質で、RNA(リボ核酸)と遺伝子情報をもつDNA(デオキシリボ核酸)があります。
多く含む食品→小麦胚芽・大豆・ビール酵母・くるみ
SOD様物質が体と肌の衰えをペースダウン(3)
- フラボノイド
- ビタミンCが適切な機能をはたす手助けをしたり、ビタミンCの吸収にも必要。また、吸収したビタミンCの効果を高める。
多く含む食品→柑橘類
- カテキン(タンニン)
- 体の中でビタミンCの酸化をふせぐため、結果的に肌の健康によいといえます。
多く含む食品→茶類
- イソフラボン
- 大豆の胚芽に多く含まれ、血中にコレステロールの酸化を抑えるとともに、女性ホルモンのエストロゲンに似た働きをして、肌荒れやニキビの炎症をやわらげ、カルシウムの流出を防ぐといわれています。