X線検査と活性酸素
胃や肺のレントゲン検査の危険性
X線検査によるDNA破壊が、寿命短縮を
丹羽靱負(耕三)・土佐清水病院長著「激増 活性酸素が死を招く」(日本テレビ出版)から引用
- 胸部の細胞が被爆・死滅し、寿命が短縮する
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抗放射線による検査は放射線をあてて胸の奥まで到達させ、その軌跡を辿って写真にしたものがレントゲン写真なのです。
胸の写真を1回撮ると、放射線が照射されるために、胸部に存在する各細胞が被爆し、死滅し、寿命が縮まるという困った現象が起こるのです。
- 胃透視による検査の方が問題
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胸のレントゲンならばスイッチを押した瞬間に放射線が放射されるだけなので、被害は軽い方ですが、胃透視は胃璧の傷を調べるため、長時間、放射線が照射されるので、大量の放射線を被爆します。
- 加藤邦彦・東京大学理学部講師による検証
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レントゲンを撮って、実際どれだけ人体に、害が及ぶか検証した結果があります。加藤講師によれば、レントゲン照射と寿命の短縮は、以下のようです。
X線検査による寿命の短縮
- 胸部レントゲンによる寿命短縮…1.5日(健康診断などで行われるX線検査)
- 胃の透視…1.5年(バリウムを飲み、数方向から撮影するX線検査)
- CT…150日(胃の断面を何カ所も輪切りに撮影するX線検査)
この数字は大変恐ろしい数字です。例えば、胃が悪くて、医師に行き、最初の胃透視をして20~40日の治療後、よくなれば経過観察の胃透視、その後6カ月経過し、再発の確認のため三度目の胃透視をすると、1.5年×3回=4.5年、合計4年半寿命が短くなることになります。
医師も被爆して、寿命が短縮している
南光弘子・東京厚生年金病院皮膚科部長監修「活性酸素を減らせば肌がこんなに若返る」から引用
米国医師の平均死亡年齢
ところで、医師は、常にレントゲン検査で、放射線を被曝する機会が多いのですが、米国医師の平均平均死亡年齢は、以下のようです。日本の統計については不明です。
この統計から、放射線を被曝する医師ほど、寿命が短いのがわかります。
- 放射線科医…60.5歳
- 専門医(皮膚・消化器・泌尿器)…63.3歳
- 内科医…65.5歳
- 米国民平均…67.1歳
X線検査の弊害予防(寿命が短くならないために)
丹羽靱負(耕三)・土佐清水病院長著「激増 活性酸素が死を招く」(日本テレビ出版)および健康産業流通新聞(95-01-26)から引用
- 胃透視の予防には潜血検査と内視鏡検査
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胃病は、大体大きく分けて、胃炎・胃潰瘍・ポリープ・胃がんの四つに集約されますが、これらはいずれも悪化してきますと胃壁が傷付き、胃壁が掘られてきて出血します。
従って、大便の血液を調べる検査(潜血反応)をし、異常がなければ胃透視(欧米では、健康人には行われない)をする必要はありません(必ず三回続けて、三回とも陰性である必要があります)。
もし潜血反応が陽性でしたら、胃透視はやめて、すぐ次の胃カメラをしてもらうことをおすすめします。
胃透視してどこか悪い部分が発見されますと、必ず胃カメラで詳しい状況を調べますから。
- 不可欠の検査なら、活性酸素への対策を
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手術などで、必要な検査なら、検査の半月ほど前からスカベンジャー(活性酸素を始末する物質の総称)を含んでいる食品を多く食べたり、SOD(様作用食品)やカロチンやビタミンE、Cなどの抗酸化食品を、特に念入りにとり、検査に臨むようにしています。