「寝たきり」や「死亡」の原因疾患を知っておくことは、予防上大切なことです。「敵(原因疾患)を知り、己(予防法)を知らば、百戦自ずから危うからず」といいます。
「寝たきり」や「死亡」の原因疾患の多くは、10~15年以上の年数をかけて進行し、やがて症状を顕わすものです。以下、少々古い資料ですが、敵(原因疾患)について復習しておきましょう。
右図から、上位5疾患を書き出せば、下表のようです。
※複数回答のため、合計は100%以上になっています。
このうち、脳血管疾患・高血圧・心臓病は血管系の疾患で、老人性認知症も脳梗塞などは血管系といえます。また、糖尿病も進行すれば血管をボロボロにするので血管系の疾患といえなくもありません。
このため、血管の老化=人の老化といわれています。多少、シワやシミや頭が禿げていても、血管が若ければ、その人は若いのです。
血管系の疾患は、20~30年かけて、動脈硬化が進行した結果、発症するので、若いときからの予防が大切です。
死亡原因疾患は、時代と共に変化し、かっては結核・肺炎・気管支炎などの呼吸器系疾患が主体でしたが、食生活や住環境の充実で大きく様変わりしました。現在の上位5疾患は次のようです。
※合計が100%になるように、他の疾患を5位にまとめました
この資料は、やや古いもので、現在では第1位の悪性腫瘍の割合はより高率になっており、今後もさらに上昇するものと思われます。
また、死亡原因疾患においても、脳血管疾患・心臓病など、血管系の疾患が大きく関与しています。
呼吸器疾患は肺炎および気管支炎で、あらゆる病気の末期に見られるもので、統計的な意義は少ないものと思われます。
「寝たきり」や「死亡」の原因疾患をまとめれば、悪性腫瘍・血管系疾患・老人性認知症・糖尿病となり、これらの疾患のほとんどに活性酸素が関与することが知られています。
多くのこの分野の研究者が、活性酸素と病気の関係について研究した結果、体内の酵素SODの減少が、これらの疾患の主因あるいは一因としています 。
丹羽靱負博士のSOD様作用食品は、活性酸素の弊害を除去する健康食品として、唯一医学的な研究成果を有するものです。