日本SOD研究会 | 活性酸素による様々な弊害や疾病と活性酸素を抑制する丹羽SOD様作用食品について

丹羽療法に使用される、天然素材チャーガ、タベブイア。アベラネダエ、アガリクス茸。

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「神の恵みの木」タベブイア・アベラネダエ

過剰増加した活性酸素は万病の元

最近マスコミなどで何かと話題になる活性酸素は、医学界でも大変注目されており、永年の研究により、発がんのメカニズムを研究してきた多くの学者たちにより活性酸素ががんの発生に直接または間接的に深く関わっていることが明らかになりました。万病の元といわれる活性酸素とそれを消去するSOD(スーパーオキサイド・ディスムターゼ)という酵素が健康を維持する上で重要なカギを握っていると言われています。
では、その活性酸素とSODとはいったいどのようなものなのでしょうか。発がんの大きな原因の1つである活性酸素と、その防御酵素であるSODの研究を臨床家として世界的に最も早くから手掛け、この分野の世界的権威で著名な丹羽耕三博士の著書や論文を参考にご説明します。

人間は生きていくうえで呼吸をし、酸素を体内に取り入れ、そのほとんどをエネルギーとして活用しますが、取り入れた酸素の2~3%が活性酸素に変化します。細菌・ウイルスなどの異物が体内に侵入してきたのを放置しておくと、菌やウイルスなどが体内で繁殖し身体にとって重大な問題になりますので、好中球やマクロファージなどの食細胞という細胞が菌やウイルスなどを食べます。これを貪食と言います。
食細胞は貪食を繰り返さなくてはいけませんので、食細胞の細胞膜で活性酸素が作られ、食細胞内に送られ、その活性酸素を使って菌やウイルスを溶かし、貪食を繰り返す仕組みになっています。

しかし、食細胞が貪食を繰り返しているうちに、食細胞内の活性酸素は食細胞の外、すなわち体の中に流れ出します。そうしますと、活性酸素は、非常に反応性の強い物質ですから、血液中の脂質と反応し過酸化脂質がつくられ、それが血管壁に付着することで血管を脆くしたり、正常な細胞のDNA(遺伝子)を傷つけがん化させるなど、さまざまな病気を惹き起こします。
ですから、活性酸素は人間も含めた動・植物の体内で、殺菌上必要な量だけ存在する時はよいのですが、過剰に発生すると自分の体に害を及ぼします。まさに活性酸素は両刃の剣です。

SOD酵素

現代人の体内に活性酸素が過剰増加する原因として、菌やウイルスの進入は勿論、紫外線(最近の紫外線はオゾン層の破壊により強力化)・化学物質(加工食品、医薬品、農薬殺虫剤、排気ガス、タバコ)・ストレス(怒り、悲しみ、妬み、失望、など)電子機器などの電磁波の照射・過度のスポーツ(プロのアスリートなど極度な運動)などがあげられます。
現代医学では、以上のような原因で活性酸素が過剰増加することで、病気の90%は直接又は間接的に活性酸素が関わっていると考えられています。
しかし、人間を含めた動・植物の体内には、SOD、カタラーゼ、グルタチオン・パーオキシターゼという酵素があって、過剰に産生された活性酸素を取り除いてくれる仕組みになっていますが、これらの酵素の中でもSODが過剰な活性酸素の害を防ぐための重要な物質と考えられています。

このSODは、体内に活性酸素が過剰増加すると、その害から自分を守るためにSOD値が上昇(SODインダクション能)します。SODインダクション能とは、体内のSOD値(活性)は、老人も青年も、病人も健康人も普段は差が生じませんが、何らかの原因で活性酸素や過酸化脂質が体内で増加するとSOD値が上昇し、それに適応・対応します。SODインダクション能は、個人差はありますが、16歳~40歳位までが非常に強く、それ以降は極端に力が鈍ります。この時期から生活習慣病などにかかりやすくなるのもそのためだと言われています。
また、このSODインダクション能が生まれつき弱い人は、若年時代から様々な病気にかかり易いといわれています。

丹羽靱負(耕三)博士は、多くの難病・がんの原因を活性酸素の異常から解明し、これらの治療に自然の植物・穀物に、独自に開発した特殊な加工方法を施すことで副作用の無い真に有用な天然の治療薬の製造に成功し、大きな治療効果をあげています。フロンガスのオゾン層の破壊による紫外線の増強や放射線、農薬、殺虫剤、医薬品に排気ガス、石油化学工場の煤煙など数え上げれば切りが無いほどの環境汚染物質が、私たちの体内で大量の活性酸素を発生させていますが、それらを消去するには本来のSODの力だけでは対抗しきれません。

丹羽靱負(耕三)博士が開発した体内でSOD酵素と同様の働きをする食品「丹羽SOD様作用食品」

がんをはじめ生活習慣病や重症化したアトピー性皮膚炎など、治療にてこずる非常に多くの病気、病人が増加の一途をたどっています。このような悪環境のもとでは、活性酸素を除去するSODと同じ働きをする抗酸化物質を体外から補ってやる必要があると言えます。がん細胞を破壊し増殖を防ぐFNQを含むTA の成分には、抗酸化作用を持つタンニンやイソフラボノイドも含んでおります。

緑茶やほうじ茶、ウーロン茶などは手軽に摂取できる抗酸化物質として最近特にもてはやされていますが、鈴鹿医療科学大学の鈴木郁功博士の実験によりますと、ウーロン茶・緑茶・玄米茶・ほうじ茶など各種のお茶とTA茶を比較した場合、TA茶が最も強力な抗酸化力があることを明らかにしました。

人間の体には本来、がんに対抗するシステムが備わっています。それをより有効的に活用するためにもTAや「丹羽SOD様作用食品」などの抗酸化物質を併用することで活性酸素の過剰増加を抑え込み、同時に体全体の働きを正常に近づけ、さらにFNQの作用でがんを死滅させる効果が期待できるという、二重三重の防御をしくことができるのではないでしょうか。

各種生薬を併用したがん治療に挑む

ここで丹羽靱負(耕三)博士のがん治療薬の開発状況並びに特殊加工による生薬活性化のメカニズムについて少し記載します。以下は丹羽靱負(耕三)博士の著書により引用しました。
先ず、一般に自然の生薬中に含有される抗酸化物質あるいは制がん物質は、低分子であろうと高分子化合物であろうと、そのまま内服した場合は、お互いに重合し合っているため、生体で有効な活性化物質として作用しにくく生薬のbioavailability(生化学活性)を高めるためには、私の開発した4~14μm線赤外線焙煎に発酵法を施して、重合された結合物質からfreeの低分子或は高分子の活性化物質を遊離させることです。

現在主にがん治療に使用する生薬は、BG-104(各種の漢方生薬の混合)、アガリクス、ビワの種、冬虫夏草・岳樺(チャーガ)、鹿角霊芝、紅豆杉(オンコの木)、ブラジル産 Tecoma I Martの酢酸抽出エキスなどを独自の加工法でそれぞれ処理し、過去15年間(一部のものは2~3年間)にわたって約1500例の悪性腫瘍(malignancy)患者に使用してきました。特に前述の紅豆杉にはタキソールが、Tecomaにはアドリアマイシン、マイトマイシンの抗がん物質であるフラノナフトキン(FNQ)が大量に含有され、正常細胞は避けてがん細胞を選択的に攻撃します。

また、特に重症の進行がん患者は入院させ、成分尿療法(尿中に存在する制がん作用のある有効成分を器械で比重の差によって早朝尿より取り出して内服させる…尿の臭さも無く10~20ccの透明の液体や、生体の正常な細胞を活性化さす遠赤外線マグニーサンドバス入浴療法などを主体とした治療法も行います。
なお、上記の治療薬は末期がん患者でも2~3週間内服すると一応元気が出たり、食欲が出たり血色も良くなり、仮に亡くなっても、2~3ヶ月以上内服している患者は臨終に絶対と言ってよいほど苦しみません。

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