日本SOD研究会 | 活性酸素による様々な弊害や疾病と活性酸素を抑制する丹羽SOD様作用食品について

最近、健康の鍵を握る物質として“活性酸素”と“SOD”の役割がクローズアップされてきました。そして、“活性酸素”が体内で増加すると、がんや成人病を始め、種々の弊害や疾病を引き起こすことがここ数年の間で明らかになってきました。当サイトでは、活性酸素の作用、障害、除去について丹羽靭負(耕三)博士の著書を中心に、出版物、学会誌、各種新聞などの公的な資料をもとにまとめて公開しております。

「宇宙イモリ」は楽じゃない。向井宇宙飛行士の「お供」イモリがストレスで胃潰瘍

宇宙開発事業団:朝日新聞(95-10-24)から引用

宇宙飛行のイモリが胃潰瘍や肝臓障害に
この春、東京本社から大阪茶社へ転勤になった同僚の女性記者が、夏に帰京した際、急性虫垂炎で入院した。関西での生活は初めてだし、単身赴任。仕事の内容も変わったのでさぞストレスも大きいだろう。しかし、ストレスで盲腸になるものだろうか。
「そりゃ、十分考えられますよ」というのは新潟大医学郡の安保(あぼ)徹教授(免疫学)。
ストレスがかかると、交感神経が緊張し、白血球の代表格である「好中球」が増える。
好中球は、体内に侵入してきた細菌などの異物を取り込んで消化する働きがあり、生体を守る重要な役割を担っている。
胃に穴があく寸前で、肝臓の細胞が変質
見た目は元気だったが、解剖したところ、1匹は胃潰瘍で胃壁に穴があく寸前。もう一匹も肺の粘膜が傷ついていた。
しかも、肝臓に障害を起こしており、細胞内の「仁(じん)」という部分が小さくなっていたうえ、たんぱく質を合成する部分が傷ついていた。
1990年に旧ソ連の宇宙科学ステーション「ミール」に滞在したアマガエルも肝臓のたんぱく質合成機能に障害を起こした痕跡が見つかっている。
山下さんは「地上のイモリで、こんなに肝臓細胞が傷むことはまずない。胃潰瘍などの原因が、ストレスであることは間違いない」と話している。

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