各論:胃潰瘍と活性酸素
この章では、「胃潰瘍」や「胃炎」などによる「胃の痛み」に活性酸素が関与していることを示す資料を掲載しました。併せて、最近の研究で、胃潰瘍の一因といわれるようになった細菌ヘリコバクター・ピロリに関する資料も掲載しました。
なお、以下の資料中では、原文をそのまま掲載し、編者の意見は「編者コメント」としました。
- 「胃潰瘍」や「胃炎」の発症過程の一例(「資料」から)
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- 活性酸素の発生要因:ストレス(精神的ストレス・喜怒哀楽)、化学物質(農薬・殺虫剤・医薬品・加工食品)、その他の活性酸素の発生要因 (細菌ヘリコバクター・ピロリなど) が存在する
- これらの活性酸素の発生要因が、体内に侵入すると、白血球中の好中球が防衛反応として、大量の活性酸素を発生する
- 活性酸素を無毒化する体内の酵素SODの不足→活性酸素が胃粘膜を破壊し、「胃潰瘍」や「胃炎」などを発症する
- 活性酸素が胃の中で過酸化水素に変化し、これが胃の塩分と反応して次亜塩素酸になり、さらに体内の尿酸と反応すれば発がん物質ができる!
- 資料
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- 「胃潰瘍」や「胃炎」の予防
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ストレスやヘリコバクター・ピロリに起因するといわれる胃潰瘍や胃炎の発生・進行の予防には、酵素SODの不足を補うことも一方法です。
SOD様作用食品は、胃潰瘍や胃炎の発生・進行に関与するといわれる活性酸素を除去します。