日本SOD研究会 | 活性酸素による様々な弊害や疾病と活性酸素を抑制する丹羽SOD様作用食品について

最近、健康の鍵を握る物質として“活性酸素”と“SOD”の役割がクローズアップされてきました。そして、“活性酸素”が体内で増加すると、がんや成人病を始め、種々の弊害や疾病を引き起こすことがここ数年の間で明らかになってきました。当サイトでは、活性酸素の作用、障害、除去について丹羽靭負(耕三)博士の著書を中心に、出版物、学会誌、各種新聞などの公的な資料をもとにまとめて公開しております。

慢性C型肝炎に対するSOD様作用食品の効果①

SOD様作用食品が、肝機能検査値を改善する

韓啓司・医学博士・恵クリニック院長著「恵クリニック・院内レポート」から引用

韓博士によるレポートは、第1報と第2報から構成され、原文を全て掲載することは、紙面の都合上不可能のため、要約のみを掲載しました。

第1報の要約
(前略)最近話題の慢性C型肝炎に関しては、インターフェロン療法も含めて、決定的治療法は見いだされていない。
新しく発見されるC型肝炎患者さんの増加は続いており、慢性肝炎が原因で、肝硬変症、更には肝がんへと至る最悪の経過をたどる患者さんの増加することを考えると、(中略)
ウィルス性慢性肝炎の進行には、活性酸素が関与している可能性が推測され、AOA(丹羽SOD作用食品)がこれを中和する作用のあることが期待されたので、慢性C型肝炎で当院にて治療中のY氏に服用を許可し、経過観察した。
その結果、表(省略)に示すごとく、GOT・GPT(いずれも肝細胞の破壊を示す数値)、TTT・ZTT・γ-グロブリン(いずれも肝炎の慢性化、肝硬変への進展を示す数値)値に著明な改善を示した。(中略)
これより、AOAは、慢性肝炎の肝硬変症、肝がんへの進行を予防できる可能性が示唆されるものと判断し、当院のほかの患者さんについて、現在AOAを投与し、経過観察中である。(中略)
過剰な活性酸素で発症する代表的疾患として、脳卒中・心筋梗塞・がん・白内障・糖尿病・腎炎・アトピー性皮膚炎・膠原病・リュウマチ性疾患などがあり、AOAはこれらの疾患の治療効果が期待されており、当院でも追試を行い、その有効性を検討する予定です。
第2報の要約
(前略)C型肝炎のインターフェロン療法については、当院でも2例試みたが、6ヶ月間の治療にも係わらず2例とも無効であった。
(中略)なを、インターフェロン療法の有効率の報告では、30%以下が大勢のようである。(中略)
SOD様抗酸化食品を、3カ月以上継続して服用(1日3包又は6包)し、検査成績の得られた11例について検討した。治療成績は表(省略)に示す通りである。
改善率で検討すると、肝炎の慢性化を示すTTT・ZTT値の改善率がもっとも良好で、TTT73%、ZTT64%であった。
肝細胞障害度を表すGOT・GPTでは、それぞれ40%、また肝硬変症の発症に相関の高いγ-グロブリンおよび肝がんの発症の目安とされるα-フェトプロテインの改善率もそれぞれ40%であった。(中略)
6ヶ月以上の投与期間で、全項目が改善し著名に有効と判定された症例は2例であり、検査項目の半数の3項目以上改善したのは約40%であり、その有効性は十分に期待できる者と推測された。(後略)

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