各論:ウイルス性肝炎と活性酸素
ウイルス性肝炎と活性酸素や過酸化脂質との関係は未だ明確ではありませんが、体内に発生した活性酸素や過酸化脂質を処理する臓器が肝臓であること、また、SOD様作用食品を摂取すると肝機能が改善するという臨床結果から、
活性酸素や過酸化脂質がウイルス性肝炎に関与しているものと推測されます(丹羽靱負(耕三)・土佐清水病水病院長)。
- 「ウィルス性肝炎」の進行と活性酸素・過酸化脂質の関係についての推測(「資料」から)
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- 肝炎ウィルスの感染:主として、血液や体液を通して感染する
- 肝臓内で活性酸素や過酸化脂質の増加:ウィルスに対する防御機構により、肝臓内に活性酸素が増加、次いで過酸化脂質が増加する
- 体内の酵素SODの不足:活性酸素や過酸化脂質が過剰となり、体内の酵素SODが不足し、肝臓機能の悪化(肝細胞破壊、肝炎の慢性化)が進行する
- 肝細胞破壊が進行すれば、肝硬変や肝臓がんにいたることもある
- 資料
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- 「ウィルス性肝炎」の進行の一予防法
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ウイルスの感染→肝炎→肝硬変→肝がんへと進行(特にC型肝炎)することが多いウイルス性肝炎の進行の予防には、加齢に伴い減少する酵素SODの不足を補うことも一方法です。
SOD様作用食品は、ウイルス性肝炎の進行に関与すると思われる活性酸素および過酸化脂質を除去します。