日本SOD研究会 | 活性酸素による様々な弊害や疾病と活性酸素を抑制する丹羽SOD様作用食品について

最近、健康の鍵を握る物質として“活性酸素”と“SOD”の役割がクローズアップされてきました。そして、“活性酸素”が体内で増加すると、がんや成人病を始め、種々の弊害や疾病を引き起こすことがここ数年の間で明らかになってきました。当サイトでは、活性酸素の作用、障害、除去について丹羽靭負(耕三)博士の著書を中心に、出版物、学会誌、各種新聞などの公的な資料をもとにまとめて公開しております。

高血圧〔症〕とは

医学大辞典(南山堂)から引用

高血圧とは、大循環系における動脈内圧が異常に上昇した状態で、一過性の血圧上昇とは区別します。つまり慢性的に大循環系動脈内庄が異常高値を示す状態をいいいます。
しかし、この血圧が高い状態を高血圧症というのではなく、高血圧に起因する症状(心臓や腎臓障害など)が認められて、初めて高血圧症といいます。

高血圧のWHO(世界保健機関)の基準
正常血圧 最高血圧140mmHg~最低血圧90mmHg未満
高血圧 ①最高血圧160mmHg以上
②最低血圧 95mmHg以上
境界域高血圧 ①最高血圧が140mmHg~160mmHg未満
②最低血圧が 90mmHg~ 95mmHg未満
※最高血圧および最低血圧は、それぞれ収縮期血圧、拡張期血圧ともいいます

高血圧の原因別の分類(緊急を要する高血圧もあります)

本態性高血圧
原因疾患の明らかでない拡張期高血圧(最低血圧が高い)を本態性高血圧と呼び、拡張期高血圧の8割以上を占めます。遺伝的傾向も論議されています。
従来は原因疾患が不明なため、本症と診断されていたものが、診断法の進歩で、次項(二次性高血圧)の独立した疾患に分離する傾向です。
二次性(症候性)高血圧
原因疾患の明らかな高血圧(大部分が拡張期高血圧)をいいます。 原因疾患としては、腎実質性疾患、腎動脈狭窄性病変、副腎疾患、妊娠中毒症、大動脈狭窄症、血管炎によるものなどがあります。
悪性高血圧(高血圧の悪性期)
進行性の腎障害があり,最低血圧がきわめて高く(多くは 130mmHg)、眼底に乳頭浮腫と出血、白斑を認める高血圧を悪性高血圧といいますが、これはとくに発見後すみやかに強力な降圧療法を行なわねばなりません。
参考:若い人の高血圧
前項の、原因疾患の明らかでない本態性高血圧の中に、ホルモン過剰が原因の高血圧が発見されることがあります。
高血圧で、特に35才以下の若い人は、一度しっかりした国公立の総合病院、大学病院などの内科(循環器科)検査機関で検査することをお薦めします。
この場合は、手術で全快するものが含まれていることがあります。

※編者コメント:慢性的な高血圧の持続は極めて危険な状態といえます。本態性高血圧といわれていたものが、実際は危険な二次性(症候性)高血圧であることも少なくありません。出来るだけ、専門病院での精査をお薦めします。

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