日本SOD研究会 | 活性酸素による様々な弊害や疾病と活性酸素を抑制する丹羽SOD様作用食品について

最近、健康の鍵を握る物質として“活性酸素”と“SOD”の役割がクローズアップされてきました。そして、“活性酸素”が体内で増加すると、がんや成人病を始め、種々の弊害や疾病を引き起こすことがここ数年の間で明らかになってきました。当サイトでは、活性酸素の作用、障害、除去について丹羽靭負(耕三)博士の著書を中心に、出版物、学会誌、各種新聞などの公的な資料をもとにまとめて公開しております。

高血圧の診断は正確に行われているか?

医師が、血圧降下剤を投与する際、「患者が一生飲み続ける」だけに、慎重な経過観察の上で、投薬の種類や投薬量を決定しているはずです。あなたの投薬は、以下のような慎重な経過観察が行われた上での投与だったでしょうか?
命に関わる薬の選択だけに、可能な限り慎重な診断であって欲しいものです。最低血圧がそう高くないのに、すぐ投薬することは問題となることが判ります。

高血圧発見から投薬まで① 川人明・東京都柳原病院医師の場合
最低血圧 検査および投薬の判断時期
120mmHg以上 即日、通常の検査を行い、検査結果を診て、投薬開始について判断する
110~120mmHg 通常の検査は即日行い、2週間以内にさらに2回測定した後に判断する
100~110mmHg 2週間以内に再検査を行い、4~6週間経過後、観察(検査)後に判断する
100mmHg未満 4週間以内に再検査をし、6週間から3カ月観察した後に判断する

この際、最高血圧(収縮期血圧)は参考所見とし、最高血圧がおよそ200mmHg以上を最低血圧の110~120mmHgと、180mmHg以上を100~110mmHgと同様に考えます。 ただし、通常の検査で心臓、腎臓、眼底などに中等度以上の障害が認められたときは直ちに投薬治療を開始します。
初診時にすぐ投薬を開始することの弊害

  • 一時的に血圧が上昇した正常血圧者を治療してしまうこと
  • 薬は血圧が高いときだけ飲めばよい、という誤解を患者に与えること
高血圧発見から投薬まで② WHOの投薬基準

WHOでは、最低血圧(拡張期血圧)を高血圧の指標として、最低血圧90~105mmHgの患者を対象とし、右図のような様々なプロセスを経て、投薬の決定がなされます。
WHOの高血圧の検査の目的は、患者を正確に分類し、何回も検査を行い、不必要な治療(投薬)をなくすことです。
治療目標は、最低血圧を90mmHg未満に下げることです。

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