日本SOD研究会 | 活性酸素による様々な弊害や疾病と活性酸素を抑制する丹羽SOD様作用食品について

最近、健康の鍵を握る物質として“活性酸素”と“SOD”の役割がクローズアップされてきました。そして、“活性酸素”が体内で増加すると、がんや成人病を始め、種々の弊害や疾病を引き起こすことがここ数年の間で明らかになってきました。当サイトでは、活性酸素の作用、障害、除去について丹羽靭負(耕三)博士の著書を中心に、出版物、学会誌、各種新聞などの公的な資料をもとにまとめて公開しております。

脳・心疾患を引き起こす動脈硬化

老化と老人:学習研究社から引用

標記の事件では、人質になった人々には、何時殺されるかもしれないという恐怖があり、想像できないほどの心労=ストレスがあったものと思われます。
現代社会においても、人質事件ほどではないにしても、勤務先で、家庭で、避けることが出来ない様々なストレスが、私たちを襲ってきます。
人質事件を例に、ストレスが招く病気について掲載してみます。

脳・心疾患は、死につながる怖い病気
現在、わが国の死亡率の第2位を占めるのは脳の血管性障害(脳卒中など)であり、第3位は心臓病で、これらはいずれも動脈硬化に起因する病気です。
脳疾患の転帰は半身不随・認知症・死亡が多く、また心疾患でも死亡の転帰をとることが多く、大変怖い病気といえます。
人の老化とは、血管の老化(動脈硬化)のこと
臨床医学の立場からいえば、老化とは血管の老化であり、人は血管とともに歳をとるものといえます。
つまり、白髪やハゲ、シワが多くても、血管が若ければ、その人は若いといえます。血管が若いということは、動脈硬化のないこと、あるいは軽いことです。
したがって、血管のこのような変化がないか、あるいは軽いということは、死因の第2,3位をしめている病気を防ぎ、あるいは遠ざけることに通ずるわけで、寿命を長くすることにもなります。
動脈硬化の2大要因は高血圧と血液中のコレステロール!
動脈硬化の原因にはいろいろな説があります。コレステロールを中心とした脂肪分である粥状物質が、動脈の内壁に沈着するためであり、これを促す2大要因は高血圧と血液中の脂肪分です。
動脈梗化のあらわれ方は環境、食生活などに左右されますが、遺伝的因子、人種的要因もあり、個人差も少なくありません。
糖尿病の人は要注意!脳の動脈硬化が促進します!
原因となる病気に糖尿病があり、適切な治療を行なわないと、動脈硬化を促進させます。脳についていえば、糖尿病によって比較的細い動脈硬化が促進してしまいます。
動脈硬化によって、障害を起こしやすい臓器は、脳、心臓、腎臓です。老年病の多くは動脈硬化によるものです。
動脈硬化は徐々に進行、後で症状が出る
動脈硬化は、血管壁に過酸化脂質やコレステロールが付着するものですが、高齢者に特有のものではなく、若いときから徐々に発生し、40才後半~50才位で、次のような疾患につながります。
  1. 脳卒中(脳出血や脳血栓など)などの脳疾患
  2. 狭心症や心筋梗塞などの心疾患
  3. 脱疽(足が腐る)などの下肢循環障害
動脈硬化は進行を抑えることが必要です
動脈硬化による症状(脳・心疾患)が起きるまでに、20~30年以上かかりますので、治療も大切ですが、進行を抑えることが必要です。

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