各論:脳心疾患(動脈硬化)と活性酸素
動脈硬化に起因する脳・心疾患は、死亡または身体の不全をもたらす怖い病気ですが、これにも活性酸素は大きく関与しています。活性酸素とLDLコレステロールからできる過酸化脂質が動脈硬化の主因となり、私たちの脳や心臓を傷害するとされています。
- 動脈硬化による「脳疾患」や「心疾患」の発症過程の一例(「資料」から)
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- 活性酸素の発生要因:ストレス(精神的ストレス・喜怒哀楽)、化学物質(農薬・殺虫剤・医薬品・加工食品)、その他の活性酸素の発生要因 が存在する
- LDLコレステロールの存在:主として飲食物に由来する、いわゆる悪玉コレステロールが血液中に存在する
- 過酸化脂質の生成:活性酸素とLDLコレステロールが反応して、過酸化脂質が生成される
- 体内の酵素SODの不足→活性酸素が過剰となり、過酸化脂質の生成が促進されます
- 過酸化脂質が動脈に沈着し、動脈硬化を進行させ、動脈内腔を狭窄し、更に動脈壁を脆弱化します
- その結果、脳には脳出血や脳血栓、心臓には狭心症や心筋梗塞などが発症しやすくなります
- 資料
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- 「脳疾患(脳血栓・脳血栓)」や「心疾患(狭心症・心筋梗塞)」の予防
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脳・心疾患は、寝たきりの原因疾患の第1位、死亡の原因疾患の第2、3位を占めます。
脳・心疾患の予防には、加齢に伴い減少する酵素SODの不足を補うことも一方法です。SOD様作用食品は、脳・心疾患の発生・進行に関与する活性酸素および過酸化脂質を除去します。