日本SOD研究会 | 活性酸素による様々な弊害や疾病と活性酸素を抑制する丹羽SOD様作用食品について

最近、健康の鍵を握る物質として“活性酸素”と“SOD”の役割がクローズアップされてきました。そして、“活性酸素”が体内で増加すると、がんや成人病を始め、種々の弊害や疾病を引き起こすことがここ数年の間で明らかになってきました。当サイトでは、活性酸素の作用、障害、除去について丹羽靭負(耕三)博士の著書を中心に、出版物、学会誌、各種新聞などの公的な資料をもとにまとめて公開しております。

動脈硬化が引き起こす心疾患(1)

ここでは、「動脈硬化が引き起こす心疾患」と「心疾患の前ぶれ症状」について簡単に整理します。

動脈硬化による狭心症
心臓の栄養血管である冠状動脈が、動脈硬化より狭小化した、心筋の一時的な虚血状態です。
痛みは、胸全体から背中・左肩・腕など、広い範囲に及ぶ。ときに、顎・喉・歯に及ぶこともあります。痛みの持続時間は、5~10分程度です。
心臓の冠状動脈は、壁が厚くて丈夫なため、脳のように破れて出血はしません。

動脈閉塞による心筋梗塞
動脈硬化により冠状動脈が閉塞し、血流は途絶し、心筋は壊死します。
痛みは、胸全体(or胸の中央)が締付けられるような激しい痛みが特徴です。痛みの持続は10分以上で、患者は痛みのため、不安感・絶望感を訴えます。
心筋梗塞の発作時は、極めて危険な状態で、発症者の約40%が死亡、その約半数が発作後1時間以内に死亡する、といわれています。

心疾患の前ぶれ症状(小舟井良夫
榊原記念病院長著「成人病のまえぶれ」(日本放送出版協会)から引用)
心疾患では、「狭心症は、いつ心筋梗塞が起きてもおかしくはない」といわれています。
狭心症は、冠状動脈が動脈硬化などで狭くなり、心臓が酸素不足で苦しんでいる状態です。
狭心症になる前の動脈硬化がやや進んだ状態では、例えば、以下の症状が認められることがあります。
このような症状やいつもと違う痛みや息苦しさ・動悸・胸やけなどの異常を感じたら、すぐ専門医の診察を受けましよう。
  • 慢性的な肩こり(特に、左側の肩)が続く(鈍痛など)
  • 肝臓(腹部右側)辺りが、慢性的に痛む(鈍痛など)
  • 急に寒い所へ出ると、胸がギュッと締め付けられる(痛む)
  • 日常の生活動作が辛い・・・・階段の昇降や素早く動くことが、いつもよりつらい
  • 食後や飲酒後に、胸やけや胃痛に似た痛みがある

このページのトップへ