東大理学部・加藤邦彦氏の研究をペースにした、丹羽靭負(耕三)博士や米PW大・増山吉成理学博士の報告によれば、レントゲン(X綾)検査をすると、検査部位の細胞が被爆して死滅する結果、寿命が縮まるそうです。これは、放射線による活性酸素の発生により細胞が障害を受けることによるものです。
上記の研究者によれば、レントゲン照射と寿命の短縮は、以下のようです。
例えば、胃の具合が悪く、3回透視(初診時・治療後・経過観察)を行えば、3回×1.5年=4.5年の寿命短縮になります。そしてこれを、2~3回繰り返すと、10年あるいはそれ以上の寿命短縮につながるとしています。
ところで、医師は、常にレントゲン検査で、放射線を被曝する機会が多いのですが、米国医師の平均平均死亡年齢は、以下のようです。日本の統計については不明にして知りません。
この統計から、放射線を被曝する医師ほど、寿命が短いのがわかります。
X線検査は、私たちの健康管理や手術時の検査に不可欠ですが、その放射線による被爆の弊害もあることがわかりました。次に、この検査による弊害に対して、活性酸素の専門家は、どのような対策を講じているかを、調べてみましょう。
既に、放射線は遺伝子DNAを傷つけ、発がんにつながることを述べました。丹羽靭負(耕三)博士によれば、「放射線療法は、がん細胞を攻撃するとともに、正常な細胞も攻撃する。その結果、新たな発がんや奇形につながる」そうです。