日本SOD研究会 | 活性酸素による様々な弊害や疾病と活性酸素を抑制する丹羽SOD様作用食品について

最近、健康の鍵を握る物質として“活性酸素”と“SOD”の役割がクローズアップされてきました。そして、“活性酸素”が体内で増加すると、がんや成人病を始め、種々の弊害や疾病を引き起こすことがここ数年の間で明らかになってきました。当サイトでは、活性酸素の作用、障害、除去について丹羽靭負(耕三)博士の著書を中心に、出版物、学会誌、各種新聞などの公的な資料をもとにまとめて公開しております。

アレルギー性疾患② 粘膜の炎症

アレルギーの症状が粘膜に発症する代表的な疾患として、花粉症、アレルギー性鼻炎、気管支喘息があります。花粉症とは、鼻や目の粘膜に炎症が生じ、鼻や目のアレルギー症状および全身症状を招くものです。
アレルギー性鼻炎とは、症状が鼻のアレルギー症状に限局化され、季節に関係なく発症するものです。
気管支喘息とは、気管支の粘膜に炎症症状が起きるもので、炎症により気管支が狭小化するものです。

花粉症

小泉一弘医師(栃木県日光市)によれば、花粉症罹患率は74年( 3.8%)86年(11・3%)で、ここ12年間で4倍以上になっています。
増加原因として、大気汚染や食事の欧米化、住環境の変化などがあげられます。

症状
花粉(抗原)とグロブリン(抗体)との抗原抗体反応の結果、鼻や目の粘膜の細胞に炎症が起き、ヒスタミンが生成されます。
このヒスタミンが鼻や目の血管や神経に作用し鼻水や目の痒みを引き起こします。
  • 鼻アレルギー症状
    くしゃみ、鼻みず、鼻づまり、時に咽喉がいがらっぽい
  • 目アレルギー症状
    かゆみ、眼球結膜の充血、流涙、目がまぶしい
  • 全身症状
    頭重、下痢、全身倦怠感、多量花粉吸入で希に喘息様症状
  • 風邪との鑑別
    くしゃみ・鼻みずの期間が風邪より長く、発熱がない
  • 自己による診断
    鼻や目のアレルギー症状が花粉の飛散時期と一致する
  • 医師による診断
    鼻粘膜の浮腫、好酸球やIgEの検査、花粉抗原検索検査
原因植物と花粉期
スギ花粉は2~5月初旬で、ヒノキ花粉はスギ花粉よりやや遅延しています。ヒノキ花粉はスギ花粉と共通抗原で、ヒノキ花粉はスギ花粉症にもなります。
期間 花粉症原因植物
2~6月 スギ、ヒノキ、マツ、ブナ、イチョウ
5~7月 カモガヤ、オオアワガエリ
8~9月 ブタクサ、ヨモギ、クワ
8~10月 イネ、ススキ、チカラシバ、オヒシバ

アレルギー性鼻炎

花粉症と間違え易いのが、最近、急増しているアレルギー性鼻炎です。

症状
花粉症が、当該花粉の季節に限定されるのに対して、アレルギー性鼻炎は、季節に関係なく、通年性の発症です。
鼻アレルギー症状(くしゃみ、鼻みず、鼻づまり、咽喉がいがらっぽい)が主体で、目症状は少ないようです。
原因物質
アレルギーのほとんどの原因は、ダニです。羽毛や羊毛ふとんなどのダニの糞や死骸の吸入が原因となります。
他に、ハウスダストやカビなども、アレルギー性鼻炎の原因となることがあります。

気管支喘息

気管支喘息の発作も、花粉症と同様のメカニズムです。花粉症が鼻や目の粘膜での炎症に対して、喘息は気管支の粘膜が抗原抗体反応の結果、炎症を起こしているのです。

症状
気道(気管支)が、平滑筋の収縮や浮腫によって、狭くなり息苦しくなります。
この状態のひどいのが喘息の発作です。気管支粘膜の浮腫で痰が増え、この痰を吐き出そうと、咳が出てきます。
ヒューと笛のような呼吸音がして、吸気より呼気の方が困難です。進行すれば、薬も奏効せず、時に窒息して死亡することもあるそうです。
原因物質
最近の快適な住環境が、ハウスダスト中のダニを増やし、そのアレルギーで喘息が多発します。また、工場排煙や車の排気ガスによる大気汚染も、喘息を増やす原因です。

アレルギー性粘膜炎の炎症対策

いずれの疾患も抗原抗体反応のため、根本的な治癒は望めないようです。

薬物療法
いずれの疾患でも、症状が強い場合は、粘膜の炎症抑制に、「ステロイド剤」を主体として用いることが多いようです。
なお、気管支喘息の「吸入ステロイド」は目的の患部に正確に届くように工夫され、副作用の軽減を図っています。
「花粉症」や「アレルギー性鼻炎」では「抗ヒスタミン剤」や「抗アレルギー剤」を用いますが、資料2で述べた副作用の懸念があるため、素人判断で用いないようにしましょう。
SOD様作用食品
しかし、SOD様作用食品は、自然の植物を加工した副作用の全くない健康食品で、抜群の抗炎症効果を発揮します。
抗炎症剤としてのSOD様作用食品の継続的な摂取は、「花粉症」や「気管支喘息」などの粘膜の炎症の予防に有効であると思われます。
なお、「花粉症」では、SOD様作用食品を花粉飛散期以外の時期にも少量摂取していると、花粉飛散期になっても、症状は軽度の傾向があります。

このページのトップへ