日本SOD研究会 | 活性酸素による様々な弊害や疾病と活性酸素を抑制する丹羽SOD様作用食品について

最近、健康の鍵を握る物質として“活性酸素”と“SOD”の役割がクローズアップされてきました。そして、“活性酸素”が体内で増加すると、がんや成人病を始め、種々の弊害や疾病を引き起こすことがここ数年の間で明らかになってきました。当サイトでは、活性酸素の作用、障害、除去について丹羽靭負(耕三)博士の著書を中心に、出版物、学会誌、各種新聞などの公的な資料をもとにまとめて公開しております。

膠原病と活性酸素①

活性酸素が悪化因子であることは確実。臨床例が証明する。丹羽靱負(耕三)・土佐清水病院長:「激増 活性酸素が死を招く」(日本テレビ出版刊)から引用

異物を排除するリンパ球が、自分の組織や臓器や細胞を異物と誤認し、それらをリンパ球が膠原病(自己免疫病の方が正確な名称)の発症の原理です。
丹羽靭負(耕三)博士のSOD様作用食品は、ステロイドも効果がない難病である膠原病に、優れた臨床成績を示しています。
注.外敵:細菌、ウイルス、カビなど。また、広い意味では、自分の体内で発生したがん細胞も異物に当たります。

活性酸素は膠原病を発症・悪化させる

膠原病と活性酸素の因果関係は
関節リウマチでは、リウマチ患者の関節腔内で、食細胞が大量に活性酸素を作って関節腔に流出させ、リウマチ患者の関節炎を発症、悪化させているという報告(これは著者が世界で最初に報告)や、進行性紅斑性狼瘡(SLE)では、その患者の血清中に活性酸素を増産させる因子を含んでいるため、SLEを悪化させているとする報告や、進行性全身性硬化症(PSS=全身性強皮症)や皮膚筋炎でも活性酸素の関与の報告があります。
また、変わった考え方に、体内で過剰に活性酸素が産生されていると、この過剰な活性酸素が、体内の正常なリンパ球を攻撃、変性させ、自分の組織や細胞を異物と誤認させるような狂ったリンパ球に変化させ、膠原病を発生させるという報告もあります。
活性酸素が悪化因子であることは確実
いずれにしても、以前は、膠原病はリンパ球の異常(自分の組織や臓器や細胞を異物と誤認)であって、主として食細胞が関与する活性酸素とは関係ないという考え方でしたが、最近では(著者の研究もその一翼を担っていますが)、活性酸素が膠原病の原因、あるいは悪化因子の一つである、ことを無視できなくなってきています。

SOD様作用食品の臨床効果

膠原病の末期の肺硬化症にも有効
かかる根拠を支持する事実として著者のSOD様作用食品は、ステロイドでも手を炊いている進行性全身性硬化症(全身性強皮症)や皮膚筋炎に非常に効果がある点が挙げられます。
それから、進行性全身性硬化症や皮膚筋炎の末期には肺硬化症になり、ステロイドも効果がなく、呼吸困難でよく死亡しますが、著者のSOD様作用食品は、肺硬化症のほとんどの重症患者の生命を救っています。
膠原病に対する土佐清水病院における最近6年間の統計
関節リウマチ 症例数 著効 有効 やや有効 無効 判定不能 有効率
85 6 32 13 26 8 58(%)
膠原病
(全身性強皮症、皮膚筋炎)
症例数 著効 有効 やや有効 無効 判定不能 有効率
21 4 6 2 7 2 63(%)

SOD様作用食品の臨床例

症例1 全身性進行性硬化症
症例
43歳、男性。
疾患名
全身性進行性硬化症(重篤な膠原病:全身性硬化症や皮膚筋炎の末期)
現病歴
7年来、指端より腕、躯幹に向かって皮膚・皮下組織が硬化し、また肺に硬化が進行した。ステロイドを内服したが次第に悪化し呼吸困難も訴える。
肺の硬化所見(図左の白い部分)が認められ、来院した。


症例2 全身性紅斑性狼瘡(SLE)
症例
31歳、女性。
疾患名
全身性紅斑性狼瘡(重篤な膠原病)
現病歴
妊娠6カ月半で来院。3年前より熱発と顔面の紅斑、指端の冷感及び関節痛が強く、ステロイドの内服でコントロールされていたが、妊娠3カ月頃より悪化。
右二指端より強い潰瘍形成(図左)が始まった。某医大で指の切断と胎児の人工流産をすすめられ、当病院に来院した。
経過
ステロイドを徐々に減量し、SOD注射を週2回注射し、SOD様作用食品1日6包内服させたところ、6カ月後には指の潰瘍は完全に治癒(図右)し、胎児も舞事出産。
ステロイド完全離脱にもかかわらず、全身症状も改善、退院した。


症例3 全身性紅斑性狼瘡(中間型)
症例
23歳、女性。
疾患名
全身性紅斑性狼瘡(膠原病)
現病歴
生後7カ月で罹患。小学生のときは血だらけで、かさぶたが裂けて膿が出るので布を巻きつけていました。
学校ではいじめにあいました。小学2年のときからステロイド剤を飲みつづけました。車京の病院やお寺回りまでし、滝に打たれたこともあります。
経過
この2月に人院し、毎日、SOD様作用エキスの軟膏の塗布と食品を摂取しています。
治療を始めたばかりですが、顔の湿疹はだいぶ落ちついてきました。隣のベッドの女性はSLEという病気で死にかけたそうです。
ステロイドの投薬ミスが原因で内臓も壊したのですが、丹羽先生の治療を受けて回復し、「感動した」と話しています(後略)。

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