日本SOD研究会 | 活性酸素による様々な弊害や疾病と活性酸素を抑制する丹羽SOD様作用食品について

最近、健康の鍵を握る物質として“活性酸素”と“SOD”の役割がクローズアップされてきました。そして、“活性酸素”が体内で増加すると、がんや成人病を始め、種々の弊害や疾病を引き起こすことがここ数年の間で明らかになってきました。当サイトでは、活性酸素の作用、障害、除去について丹羽靭負(耕三)博士の著書を中心に、出版物、学会誌、各種新聞などの公的な資料をもとにまとめて公開しております。

激しい運動は、短命や万病のもと

激しい運動で、活性酸素が大量発生。大澤清二・大妻女子大教授ら:毎日新聞(94-03-05)から引用

「運動量が多いと、短命になる」のはなぜ?
激しい運動を長期間続けると短命になる
「激しい運動を続けると短命になることは、長期にわたって運動した人とそうでない人の平均寿命の調査や、昆虫や動物の観察からも明らかです」と、東京大学理学部・加藤邦彦さんは、つぎのような調査や研究報告を例に挙げた。
体育系の人間は、平均寿命が短くなる!
大妻女子大教授、大澤清二さんらのグループは、体育学部を持つ国立大学卒業生で、1872年~1981年までの死亡者で、戦死・戦病死を除く3113人を体育系、文科系、理科系に分けて、それぞれの平均寿命を算出した。
その結果、平均寿命は、体育系60.6歳、文科系66.8歳、理科系66.1歳。つまり体育系は、文化・理科系に比べて6歳前後も短命だったという。
学科 平均寿命
体育系 60.6歳
文科系 66.8歳
理科系 66.1歳

激しい運動が活性酸素を発生、短命をもたらす

実験用ネズミもミツバチやハエなどのも短命になる
実験用のネズミは回転かごの中で、一定時間、一定の速さで走らせて、運動負荷実験に使うことが多いが、運動させすぎると、感染症にかかりやすくなり、短命になると報告されている。
ミツバチやハエなどの昆虫なども、仕事量や行動範囲が広いと短命になり、また野生動物の世界では、必ずといっていいほど、運動量の多い個体のほうが短命の場合が多い。
激しい運動は、大量の酸素の消費と、体温上昇による活性酸素の発生量の増加が問題
なぜ運動が寿命を縮めるのか。加藤さんはつぎのように説明する。「要因はいくつかありますが、運動によって酸素の消費量が増えると、それにつれて『活性酸素』と呼ばれる〝猛毒〟の体内での発生量が増し、これが生体を痛めつけるのです」。
運動と活性酸素の関係について加藤さんはつぎのように説明する。「私たちが呼吸に伴って消費する酸素の2%が活性酸素になるとみられています。
また体温の上昇が活性酸素の発生率を高めます。
したがって激しい運動は、大量の酸素の消費と、体温上昇による活性酸素の発生率アップという二重の問題を抱えているといえます」。(後略)

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