日本SOD研究会 | 活性酸素による様々な弊害や疾病と活性酸素を抑制する丹羽SOD様作用食品について

最近、健康の鍵を握る物質として“活性酸素”と“SOD”の役割がクローズアップされてきました。そして、“活性酸素”が体内で増加すると、がんや成人病を始め、種々の弊害や疾病を引き起こすことがここ数年の間で明らかになってきました。当サイトでは、活性酸素の作用、障害、除去について丹羽靭負(耕三)博士の著書を中心に、出版物、学会誌、各種新聞などの公的な資料をもとにまとめて公開しております。

高血圧による臓器障害

高血圧が問題視されるのは、高血圧の状態が長く続くと、動脈硬化が促進し結果的に脳・心臓・腎臓に臓器障害を招くことです。高血圧の問題点はもう一つあります。
それは、『長く飲み続ける血圧降下剤の副作用』です。高血圧による健康障害は、大別して以下の3項目と推定されます。

  1. 動脈硬化を高度に促進
  2. 脳・心臓・腎臓に合併症
  3. 血圧降下剤による副作用

高血圧は動脈硬化を高度に促進
高血圧は、高齢になると最も普通にみられるもので、血圧は年齢とともに上昇します。高血圧の問題の一つは、脳・心疾患の原因となる動脈硬化を促進することです。
最高血圧が 140mmHg以上あるいは最低血圧が90mmHg以上では、正常血圧の人に比べ、4~5倍の速度で動脈硬化は進行する(中村治男・防衛医科大教授)といわれています。 
高血圧・動脈硬化による合併症
以下、高血圧が進行した場合の臓器障害について、WHOの病気分類から引用してみましょう。
  • 心臓:左室肥大、左心不全。しばしば狭心症や心筋梗塞などを認めます
  • 眼底:網膜動脈狭窄、網膜の出血と滲出、乳頭浮腫などを認めます
  • 脳 :大脳・小脳・脳幹出血、高血圧性脳症など。しばしば頭蓋内動脈血栓を認めます
  • 腎臓:蛋白尿ないし血漿クレアチニンの軽度上昇。しばしば腎不全を認めます
  • 血管:しばしば解離性大動脈瘤や動脈閉塞性疾患を認めます
動脈硬化の代表的な疾患である脳・心疾患については、「各論:動脈硬化」に詳述しています。
血圧降下剤による副作用
血圧降下剤による副作用は、その存在が論議されながらも、表面には現れてきません。
その理由は、「高血圧による脳出血などのリスク」と「血圧降下剤による副作用のリスク」を秤に掛けて、将来のダメージ(副作用)を先送りにして、現在のダメージ(脳出血など)を防ぐため、と思われます。

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