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各論：糖尿病と活性酸素

糖尿病と活性酸素や過酸化脂質との関係は未だ明確ではありませんが、糖尿病の推移と血中過酸化脂質値が一致すること、また、ＳＯＤ様作用食品を摂取すると血糖値が改善するという臨床結果から、活性酸素や過酸化脂質が糖尿病に関与しているものと推測されます（丹羽靱負（耕三）・土佐清水病水病院長）。
さらに、糖尿病に罹患すると増加する糖化蛋白が、活性酸素を産生するという事実から、活性酸素が糖尿病に関与しているものと推測されています（酒井豊・防衛医大名誉教授）。

「糖尿病」の進行過程の推測（「資料」から）

• 膵臓β細胞の機能低下：遺伝的あるいは後天的(飲食やストレスなど)な要因で、膵臓の機能が低下する
• 発症機序：丹羽靭負（耕三）博士は「発症の機序は不明 」とし、酒井豊博士は「糖化蛋白の産生」が関与している、としている
• 結果として、血中の活性酸素や過酸化脂質が増加する
• 体内の酵素ＳＯＤの不足→糖尿病の進行
• 血管系障害の障害としては脳卒中、網膜症、心筋梗塞、腎症、脱疽など。また、神経系障害としては顔筋・顔面神経麻痺、下肢神経障害などを発症する

資料

• 糖尿病の基礎知識①－検査値と悪化因子
  (朝日新聞　他)
• 糖尿病の基礎知識②－糖尿病は病気の玉手箱、厳重警戒が必要
  (朝日新聞)
• 糖尿病の基礎知識③－糖尿病による神経・血管障害
  (松岡健平・東京都済生会中央病院内科医長)
• 糖尿病にＳＯＤ様作用食品が有効！？
  (丹羽靱負（耕三）・土佐清水病院長)
• 糖尿病も活性酸素の仕業か
  （酒井豊・防衛医科大学名誉教授）
• 糖尿病と活性酸素の関係
  (井土貴司・食料問題研究所長)
• 糖尿病性白内障も過酸化脂質が関係
  (水野有武・東京慈恵会医科大学助教授）

「糖尿病」の発生・進行の予防

多くの合併症をを引き起こし、寝たきり原因疾患で第５位の糖尿病の発生・進行の予防には、加齢に伴い減少する酵素ＳＯＤの不足を補うことも一方法です。 ＳＯＤ様作用食品は、糖尿病の進行に関与すると思われる活性酸素および過酸化脂質を除去します。